そんなわけで、京都に行って来たのだ。
日帰りで。
ところで、京都って何回行ったことがあるんだっけ?
記憶と記録によれば、
・高3の修学旅行
・2007年8月、J2 京都vs草津戦を観に(J1 G大阪vs新潟戦のついで)
・2008年8月、J1 京都vs新潟戦を観に
と、3回行ったことがあるようだ。
でも、修学旅行はさておき、
いわゆる京都の観光地的なところって全然行ってないんだろうな。
そのへんを全然覚えてない。
ということで、12年ぶり4度目の京都だけど、
今回を事実上初めての京都行きとする。
って、なにげに2007年も2008年も8月に行ってたんだね。
京都は夏だ。
夏は京都だ。
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新宿、22時20分発のバスで出発。
京都駅着、5時52分。
朝は、夕方に行く予定のところの下見。
地下鉄で四条通りへ。
烏丸〜河原町〜祇園方面へ歩く。


朝6時台。人は全然いなかった。
鴨川沿いでセミが大合唱してた。
腹が減ったので、すき家でたまかけ朝食。
結果、2時間散歩する中で3回排便した。
中高生の頃は旅行に行くと便秘になりがちだったが、
今やすっかり快便になったなぁ、としみじみ思った。
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京都駅に戻り、予約していたバスに乗って天橋立へ。
バスは45分押しで、11時45分着。
だいぶ押したので、帰りの予定の特急(13時48分)に乗れるかな…と
すげー気がもめる。
行き当たりばったりな旅行ができない性質です。
観光船に乗って海を渡る。
神社?を通って、

笠松公園へリフトで登る。
山の日だというのに、海を見ている。

なんでも、ここでは股からのぞいて天地逆に海を見るのが定番らしいので、
やってみた。

でも、スマホさんは賢いので、天地がひっくり返らなかったみたい。
しもふりチューブ専門店?

ぱぱっと土産を買って、すぐにリフトで降りる。
すげー眺めがよくてニヤニヤした。
しかし自分は、ここで余裕こいてスマホを取り出したりすると
必ず物を落として人に迷惑をかけるタイプの人間である。
そんなことはとっくにわかっているので、
リフト上で写真は撮らなかった。
ここまで急ぎ足で歩いたので、特急には十分間に合いそうになった。
つーことで、ゆっくりと天橋立を北から南へ散歩した。
長ーい松林だった。
左右両方に海岸があって、真ん中は松林の林道、
っていうなんか不思議な道が3kmほど続いていた。
途中に観光客向けの店とかはないのね。
ひたすら散歩道。
松林の作る日陰は涼しくて、真夏の昼間とは思えない歩きやすさだった。
少し曇ってたせいもあるんだろうけど、
全然暑く感じなくて、とても心地が良かった。
なんとかマラソン発祥の地、っていう石碑があったのはなんだろう?
ここで走りたくなる気持ちはわかるなぁ。涼しいし、平らだし。
(調べたところ「全国健称マラソン発祥の地」だそうです)
(昭和46年に60歳以上のシニアマラソン大会を初開催したそう)
で、砂嘴の南北の両端は海水浴場になってるのね。
南北両方とも賑わってて、このせいで行きのバスが押したのかな…
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南側に戻ってきて、無事に特急に間に合った。
売店でお昼を買って、車内で喰らう。

ばら寿司のおいなり?
ばら寿司ってなんだろう。
開封。



このお茶、すごくおいしかった。
口当たりまろやか。香り豊かな。
お腹が満たされ、radikoを聴きながらウトウト。
昨晩から3度くらい、オードリーANNを聴き始めて30分くらいで寝落ちする、ってのを繰り返しているので、番組が全然終わらない…
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京都駅に戻ってきて、西口の「亰(みやこ)」でお土産を買う。
ふたたび祇園方面へ。
八坂神社、巽橋、花見小路、安居金毘羅宮、八坂の塔、
カフェ「祇園 甘党 蔵」と、名古屋に引き続いて青春バカリズム(2016年)でお二人が巡ったルートをトレースすることができた。
ひとりでニヤニヤしていた。
カフェで食べた抹茶白玉あんみつがおいしかった。
やたら迫力あるおばちゃんが店員さんだったなぁ…
着物姿の若いカップルにすっっごい圧で喋ってて、こわかった。
冷房が寒いくらい効いていた。
升野さんのサインがしっかり飾ってあった。
朝日さんのサインは無かった。
ところで、この辺の
「表札がちょこっと出てるだけで何も書いてない扉」ってなんなんだっけ?
舞妓さんとか?芸妓さん?どう違うんだっけ???
この辺の文化について、ほんっっとうに何も知らない。
まぁ調べればいいことなんだけど、なんか知らないままで生きている。
ただ、結局はクラブ、キャバクラ、風俗とかの文化に現代まで連綿とつながっているものなんだよね?
そうなると結局、そのお着物は最終的に脱ぐためにあるってこと?
ってことは結局は、おちんちんが強い男が勝ちの世界ってこと?
それは、わたしに決して備わっていないものだ。
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とりあえず行きたいとこは行けて、でも帰るにはまだ少し早い気がしたので、
四条〜京都駅方面へ大通り(烏丸通り)を歩く。
汗かいて。リュック担いで歩く。
観光客が歩くルートではないのかな。
四条通りのごった返した感じはなく、わりと静かなビル街。
…なんだけど、
なんかただのビル街とちょっと違う雰囲気がある。
なんて言うんだろうなぁ。
建物の感じとか見た目が和風?になってるってこと?
この感じを表現できる語彙は全然持ち合わせていないけれど…
でも、何かを隠してるような空気を感じたんだよな。
ぽっと出の日帰りの田舎者に正体なんかひとつも見せてやるか、と
街の歴史が言っているようで。
ちょっと不気味な空気を感じた。
噴き出るミストによって可視化された妖気が漂う魔都、みたいな?
まぁよくわかんないけど、
京都の魅力はとても1日で見きれるものじゃないんだろうし、
ベタなお土産とベタな写真を撮って
たくさん歩いて汗でベタベタになったから
今回はこのへんにしておいてやろう。
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帰る前に、京都駅近辺で少し呑んだ。
ただ、「地酒」って看板に書いてあるのに「全国の地方から取り寄せた酒」を置いてる店を2軒連続で引いてしまった。
ハズレ感。
紛らわしいからやめてほしいんだよな。
わたしは「その土地の地元の酒」が呑みたいんじゃ。
まぁでも、結果的に呑んだことのない美味い酒を知れたので良しとしよう。
本日の優勝は、岐阜県からお越しの
醴泉(れいせん)特別本醸造さんでした。
おわり。