2019年12月04日

行きと帰りで同じラジオを2度聴いた日のこと

開催日:2019/11/24(日)
出た大会:小江戸川越ハーフマラソン2019
部門:ハーフ 一般男子の部

------------------

【前日】

レース前日が完全オフ+移動なしなのは久々なので、暇を持て余していた。

会場が徒歩圏内なのも久々だけど、ヒマ過ぎて逆にドキドキした。

早寝しようとしたが寝つけず、結局ベロベロになって寝た。

------------------

【レース前】

雨の中、radikoを聞きながら、ニヤニヤしながら、
とことこ歩いてスタート1時間前に会場に到着。

人居すぎ。
身動きもままならない。

参加者が1万人もいればこうなるのは予想してたけど、なんだかなぁ…

そして、雨なので屋根があるところに人が固まりすぎ。

コインロッカーも混みすぎ。

どこ行っても人とぶつかって、
全然落ち着かなくて、すげーイライラした。

それでも、外でムリヤリスペース見つけて、
ムリヤリ両膝サポーター+右足首サポーターを装着。

この時点でスタート20分前。
トイレ行っておこうと思ったけど、当然トイレも並びまくり。

トイレ済ましたらもうスタート5分前だった。
急いでスタート位置へ。

位置について2分くらいでスタートだった。
バタバタしたなぁ。

------------------

【レース中】

スタートしてもやっぱり大混雑、
スタートラインに到達するまで1分かかった。
まぁ予想通りだ。

で、ペースが周りと全然合わない。
序盤は突っ込みたいんだけど、周りがぜんぜん遅い。

ちゃんと正しく自己申告してます?

スペースをムリヤリ見つけて、抜きまくる。
ペースが全く一定にならない。
先が思いやられる。

蔵造りの通り(一番街)は道の狭さが懸念されたが、
思ったより狭くなかった。

でも周りの人のペースがまちまちで、やっぱり安定しない。

4km付近、市役所前あたりでようやく人がバラけ始めた。

給水所を無視して、手に持った水を飲む。

(昨年まで、レース中の荷物がいっぱいで毎回イライラしたので、
今回は片手に持ったちっちゃいペットボトルのみ)

-------

すげー狭い通りに左折して、突き当りに氷川神社。
巫女さんがいっぱいいた。

この辺り、うっすら下りが多かったので
下りで加速して抜く→でも平地になったらまた抜かれる、の
いつものパターンだった。

本当はヘタクソな走り方なのかなぁ。
でもやめない。下りが好きだから。

少し広い通りへ右折。
この辺りは右側通行ってルールが案内にあったのに
周りの人がめっちゃ広がってた。
ルール読んでますかな?

この、6〜7km付近から疲労感が出てきた。
で、周りにどんどん抜かれるようになってきた。

スタートから5kmくらいまでは突っ込みまくる予定だったので
この辺でペースが落ちるのは予定通りではあるが、
どのくらい落ちてるのかわからん。

でも、周りに合わせて走ってるわけじゃない。
抜かれても別にいい。

大通り(川越北環状線)に出たところで、
ポケットに忍ばせておいたグラサンをかけて、
周りの世界を遮断した。

雨だから視界は悪くなったけど、
道は広いし、気にしない。

陸橋を渡り、左折して平塚橋を渡った辺りで9km。

この辺から、キロ5分イーブンペースで走った場合に対して
どのくらい貯金があるのかな、って考えだした。

10kmで48分30秒くらいだったから、
キロ5分に対して貯金は1分30秒くらい。

(と、走ってるときは思ってたが、
後でタイムを見直すとまるで間違っていた。タイムは後述)

たしか自己ベストを出す為には、
3分は貯金作らないといけないんじゃなかったっけ?

で、後半の10kmであと1分半の貯金を作るには、
1kmで9秒も貯金しなきゃいけない??

それはちょっとしんどいかなぁ…

でも、まだまだ心肺も足も余裕あるから、
ちょっとは急ごうかな?

って、なんかすごく、他人事みたいにボーッと走ってた。この辺。
平常心。

(なお、正しい自己ベストは1時間43分台なので、
貯金は2分ちょいで良い。全部間違ってるぞ)

-------

多少急いだような気もしたが、
12km、13kmと全然貯金が増えない。

かといって、こんなところで仕掛けても絶対持たないしなぁ…
いつ仕掛けようかな?

14km、15km、16km。
相変わらず貯金は全然増えない。うーん。

さすがに、17kmまで行ったら多少仕掛けようかな、と思っていた。

でも、全然ペースが上がらない。
足は残ってる感じはするけど、ここで一気に仕掛けたら
ゴールする前に一気に崩れそうな予感がしたので、仕掛けられない。

18km越えて、大きな陸橋越えて。

普段なら、この辺からロングスパート開始なんだが、全然ギアが上がらん。
ハァハァで。

周りに10kmの遅い人たちが合流してきたけど、
それどころじゃなくて。

19km。ラストスパートをするタイミングでも、
いよいよスパートがかからない。

「くっ!ガッツがたりない!」って文字がパーンと頭に浮かんだ。

くっガッツが足りない抜粋.png

ガッツがゼロになる、ってリアルにこういう状態なんだなぁ…

少し前で、ぴょんぴょん跳ぶように軽やかに、
でも全然急いでなさそうに走ってる女の人に、全然追い付けない。

俺、そんなに足遅いのかな?
少しショックだった。

フィニッシュラインが見えた残り100m、ちょっとだけスパートした。
時計の下半分が42分50秒、って表示されてて、
なんとか1時間43分台には食い込めたか?

ひとまず、去年の記録(1時間44分28秒)を超えたことは確定した。
軽めのガッツボーズでゴール。

記録、1時間43分55秒。

川越ハーフ記録.jpg

-------

【レース後】

結果、6年連続で30代のハーフのベストを塗り替えることができた。

しかし、20代に出した自己ベストには43秒届かず。
肉薄したが…

今回、ハーフを走れる足はあったけど、末脚は全くなかった。

心肺の鍛え方が足りなかったなぁ…

インターバルとか、足17〜18とか、スプリント的な練習は
(アキレス腱の痛み、ケガにびびって)全くやってなかったからだ。

ただ、1ヶ月半前に18kmくらいでケツがいててて、ってなって
ヘロヘロになって棄権した日に比べれば、確実に足は作れていた。

もうちょっとでしたね。

あと一歩、あと一歩が毎回届かないっすねえ。

この、超えられそうでなかなか超えられない、
ってくらいの高さのハードルって一番興奮するね。

-------

そして、30代を共に走ってくれた本番用シューズが、ついにこわれた。

靴がこわれた.JPG


30代が終わっていく。

1つの戦いが終わり、また新たな戦いが始まる。

-------

【タイム分析】

GPSウォッチで記録した1キロごとのラップタイムを分析する。

分析というか、感想を述べる。

01 0:05'06"←スタートラインまで1分かかったのに、すげー巻いたな。
02 0:04'11"←そんなに突っ込んだの?
03 0:04'26"
04 0:04'38"
05 0:04'44"←だいぶ落ち着いたけど、まだ結構突っ込んでる。

06 0:04'42"←そりゃ、この辺で疲労感出るよね。
07 0:04'48"
08 0:04'50"←周りに抜かれ始めても、それほどペースは落ちてない。
09 0:04'49"
10 0:04'51"

11 0:04'52"
12 0:05'04"←この辺、余裕だなーと他人事みたいに思ってた。
13 0:04'59"←ちょっと余裕すぎですね。
14 0:04'50"
15 0:04'54"

16 0:05'00"
17 0:04'54"←全然上がらない。
18 0:04'58"←とはいえ、キロ5分はキープしてた。
19 0:05'00"←このへんでもうガッツはゼロだった。
20 0:04'58"←全力でキロ5分をキープしてたわけか。

21 0:05'00"
22 0:02'16"(4'55"/km)

途中、貯金3分作らなきゃーとか思ってたのに、
タイムを見ると後半ほぼキロ5分ペースだったにも関わらず
自己ベストまで43秒と肉薄。

とんだ計算間違い野郎だな。

っていうか、貯金は2分でいいんだから、
前半で貯金が1分半できた時点で、
残り10kmは1kmで3秒ずつ削り出せばよかったのだ。

このくらいならできそうじゃない?

急がないとなーって余裕かましてる場合じゃなかったのだ。

とはいえ、終盤は全然余裕が無かったので、
中盤で急いでたらまたケツがいてててになって
止まってた可能性もあるから、

あそこでもう少し急げばよかった、っていう
単純な話ではないとは思う。

でも、タイムだけを見れば、
中盤から1kmで3秒削り出せば自己ベストだった。

その3秒を削り出すために、何百秒、何千秒の練習が要るのやら?

何万秒も時間をかけて、1秒を削りだす。

私は、そういう世界が好きです。

2分の作品を作る為に4ヶ月かけたりするような、
作品の作り方が好きです。

-------

ところで、飲み屋で隣の男が「今日のマラソンにエントリーしたんだけどさー、なんか走りたくなかったからさー、会場まで行ったけど走らずに帰ってきたぜぇ」って、タバコふかしながら自慢してて、

クソ醜い人間だな、と思いました。

おやすみなさい。

posted by エス佐藤 at 05:31| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年10月13日

究極の美食を得るべく、彩湖の周りをぐるぐる回る。

日時:2019/10/5(土)
出た大会:第12回UP RUN彩湖マラソン大会
部門:フルマラソンの部

結果:途中棄権(21km)

雑感:

彩湖の周辺をぐるぐる回るコース。
舗装されてて、適度なアップダウンがあって走りやすかった。

いろんなグループや家族連れの方で賑わっていた。
チャリに乗る人。
グランドスキー(って言うの?)で滑走する人。
ガキと遊ぶ両親。

一方俺は、マラソン大会っていうゲームで遊んだ。

人生にセックスはなくても、こんなに楽しいゲームを手に入れて、
十二分に楽しいんだけどなぁ。

このゲームは足と、体を使います。


チャリにも乗ってみたいんだよな〜

今後、お金的に余裕が出て、
調子に乗れたら、トライアスロン再挑戦の目も、あるいは。


-----------

脳に支配されてはならない。(C)ハライチ岩井さん

大会に必ず居る、歩いたり走ったりするやーつ。

走れんなら走れ、ゆっくりでも。
っていつも思う。

脳に支配されているに過ぎないんだ。
走るの辛いなー歩きたいなーって言う脳に。
走る力が明らかに残ってるんだから。

本当に力が尽きたら、いっぺん歩いたらもう走れないんだから。

-----------

走ってるつもりなのに、歩く人よりも遅い状態に20km手前でなった。
はや。

でも、練習してないことはできない。
(DDRも試験も、練習してやっとできるようになる。なった。)

足りなかったものは明白で、
下半身、特にケツ周りの筋持久力が足りない。

単純に、(フルマラソンで)5万歩走る、
つまり5万回着地する為の筋力を持っていない。

脳の奴は巧妙で、筋肉からの異常を検知すると
体全体を使って走るのをやめさせようとしてくる。

体に異常があるぞ!何をしている、やめろ!と
あらゆる手段で攻めてくる。

実際にはそこまで疲れていないのに、
息を上がらせたり、倦怠感を感じさせたりしてくる。

ここからが脳との戦いなのだが、勝てなかった。

いくら水分を摂ろうが、糖分を摂ろうが、塩分を摂ろうが、
走ってる以上は筋肉疲労は回復しない。
ハーフならゴールまでごまかせるけど、フルはそうはいかない。

21km地点で、やめました。

-----------

夏から頭脳労働を(金が欲しいから)がんばってきたので、
なかなか体に時間を回せなかった。

時間がないわけではなかったんだけど、
スイッチの切り替えができなかった。
器用にできないなぁ。

調子に乗らずにハーフに申し込んでおけば良かったな。
それならまだ戦えたのに。
ここだけは単純に後悔したところ。


でも、ちゃんと悔しかったからね。
悔しくなくなったら本当に終わりだかんね。

11月は下旬にハーフ→10kmなので、トレーニングとチューニング。
地力を上げよう。

さ、スーパー銭湯に行こう。
最近、お風呂が大好き。家では沸かさないけど。

あとさぁ、単純に暑かったんですけど。
なんだよ最高気温32度って。何月だよ。

-----------

おふろの王様 志木店に寄りました。

お風呂は混んでたけど、最高だった。

風呂上がりに、梅おろしぶっかけそばを食べた。

ものすげー美味かった。
たぶん、今年食ったメシの中で一番美味かった。優勝です。

疲れた後のメシは、美味いなぁ。


この世界を定義するのは、こちら側の視点である。

すなわち、
メシの美味さを定義するのに使われる属性は、こちら側にも属するのだ。

食材側にだけ属しているわけではないのだ。

だから、
究極の美食を得るために、俺は疲れようと思う。

疲れて行こうぜ。

posted by エス佐藤 at 11:36| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年04月04日

フルマラソンの感想。



3年ぶりにフルの大会に出てみたので、その記憶を記録しておくものとする。
淡々と。

出た大会:
 EARTHトライアスロンチャレンジシリーズ
  第27回お台場ウィークデーマラソン

日にち:2019年3月13日(水)←平日(重要)

会場:お台場 シンボルプロムナード公園
ランニングコース

--------------

【レース前のこと】

1月の下旬に、雪道で滑って右ヒザを強打した。

放っておけば治るかなーなんて思ってたが、
なかなか痛みが引かず。
歩く分には問題ないけど、
走ったり、急いで歩いてて急に止まったりして
ヒザに負担がかかると、ズキっと痛みが走る。

少し焦った。
大会の練習期間に、はっきりとしたケガをしたことは
今までなかったんだなぁと気づく。

整形外科に行ってみたものの、湿布を渡されただけで
あまり意味がなかった。

結局、スポーツ用のサポーターを自分で選んで買った。

走る前・走った後のケアについて
きちんと向き合った、初めての経験だったかもしれない。

この辺はちゃんとして行かねばならないところ。


ケガの直後はキロ7分ペースでも足を引きずる感じだったのが、
段々痛みがなくなって、
レース1ヶ月前にはキロ6分ペースでも普通に走れるようになった。

結局、LSD(のようなもの)はレース前に2回できた。
2時間20分走と3時間走。
全然ロングじゃないけど…

それでも、なんとか間に合った感触はあった。

では、6年ぶりのフル完走を目指して。
あわよくばサブ4、そして自己ベスト(3:56:29)の更新を目指して。

いざ、戦いの地へ。


【レース前日〜当日】

今回は仕事の都合上、
深夜バスで早朝に東京に着いてそのままレース、という行程だった。

3年前にコンディション不良でフルを棄権した苦い思い出がふとよぎるが…

でも3年前は、ろくに走る練習もせずに
朝4時まで働いてすぐにスタート、みたいなナメた態度だったので、
今回は少なくとも3年前よりは練習してるし
睡眠時間も取れるし、問題はないと思った。

実際、問題はなかったと思う。
ぐっすりとまではいかなくとも、ある程度バスで寝られた。
最前列で狭かったけど、そんなのは慣れっこだ。

--------------

新大前の道ばた(笑)→東京駅→台場駅、と移動はとてもスムーズだった。

朝7時半くらいにお台場に着いたかな。

駅を出ると、おお。フジテレビの大階段。
そしてその少し先に、おお。シュッとした金のオブジェ。

golden_cool_object.jpg

久々に来たなぁ。

やっぱり、なんかテンションが上がる場所だ。

だって、フジテレビは最高なんだから。

でも、マラソン大会をやる気配がぜんっぜん感じられない。
人がほとんどいない。
ほんとに今日イベントなんかあるのか?って感じ。

実に30分くらい、
フジテレビ→金のオブジェ→ダイバーシティ→その先の東京テレポート付近、を
ウロウロウロウロ往復して、イライライライラした。

今日やらねーの?もう帰るぞ?と思って
駅の反対側に行ったら、そこで受付やってた。
元々、駅から3分の場所でやってた(--;

結局、受付がギリギリになって、
スタート1分前にトイレに行ったりした。

--------------

ここで今回のコース紹介。

シンボルプロムナード公園.jpg

★引用:海上公園ナビ シンボルプロムナード公園 ランニングコースマップ案内★
http://www.tptc.co.jp/park/01_04/running


(画像とはスタートゴールが逆だが)
台場駅付近からスタート、
シンボルプロムナード公園を通って
国際展示場駅付近で折り返し。

片道2.5km、往復5kmのコースを
8周+2.195km、で42.195km。

ひたすら公園内を行ったり来たりするコース。
事前に得た情報だと結構アップダウンがあるそう。

果たして。

--------------

【0周目】

スタートの時間ですって言われて集合場所に行ったら、
フルの参加者は全部で9人だった。

9人だけかぁ…

8時50分。
非常にこじんまりとスタート。

お台場スタート俺だけ.jpg

2人の男の人が勢いよく飛び出して、
俺は3番手だった。
とても追いつけないが、コースがわからんので
見失わないように注意して進んだ。

最初の周回は2.195kmの端数調整なので、
1.0975km地点で折り返し。
これを0周目と呼ぶこととした。

折り返して、2番目の人を追いかけたけど、
微妙にショートカットしたような…?

一応、カーブを膨らんで走ったりして
わたしショートカットしてませんよ、って思ったりした。


【1周目】

スタート地点に戻って来たら、
20kmの部のスタートとかぶった。
それでも20人くらいしか居なかったかな。

ハーフの人波にまみれて、自分のペースが分からなくなる。
どんどん超されて行く。

ただ、まだ1周目でコースの距離感がわからんから
上げすぎるのは危険だし
省エネ気味でポテポテ行くかなぁ…、と。


国際展示場駅付近で折り返し。

スーツ姿で通勤する人がたっくさん歩いている。
ランニングシャツを着て走ってる我々の数十倍。

平日の朝っぱらから走るなんて、
それだけでマイノリティなんだなぁ…

そもそも、マラソンを趣味にするような人は
土日に休めないサーピス業を仕事に選ばないよな。


【2周目】

1周して、コースの距離感は掴めた。

時計を見るとキロ5分半くらいは出てたみたいだけど、
なんか、体感的にスピード出てない感じ…

20kmの人にもだんだん抜かれ、離される。
あんまり調子のいい感じはしなかった。
今日は記録出なさそうだなーと。

気づかなかったけど、
この時、フルの人にも抜かれていたみたいだ。


飲み物とか色々入ったウェストポーチがポンポンして邪魔。
相変わらずの問題。
いい加減買い換えないと、根本的解決はしないのかなぁ…
今回はだんだん気にならなくなったけど…

とは言え、手に何か持ってると腕が振れないから、
重くても邪魔でもポーチは要る。
むーん。


【3周目】

2周終わって、ペースは安定してる感じだった。
太陽が昇って、気温が上がってきた。

周りに走ってる人が全然いない。
同じくらいのペースのハーフの人(1人)と
抜きつ抜かれつ、な感じ。


体もだいぶ温まったから、
4・5・6周目でご飯を済ませようかなぁ、なんて思った。

どーせ、お昼時になったら飲食店からいい匂いで妨害されるんだから。
分かってんだ。
その前に腹に物を入れておく。

つーことで、3周目後半でウィダーを投入。


0周目の怪しげなショートカットをしたことが気になって仕方がないので、
3周目アタマのカーブでやたら膨らんだりして精算したつもり、にした。

そしたら並走してたハーフの人に抜かれた。


【4周目】

4周目アタマで森永ダースを投入。
レースのお供はいつもホワイト。

3個食っただけでお腹いっぱい(^^;

下手に食い過ぎるとトイレ行きたくなるし、
また後で。

4周目終了時点で、タイムは2時間3分くらいだったらしい。

【5周目】

5周目以降は、20km・10kmの参加者は(ほぼ)もいなくなって
レース参加者は9人だけになる。

周りにたくさん人がいるのに、
ここで走ってるのは9人だけ。

東京には本当にたくさん人がいて、
朝6時の段階でゆりかもめが満杯になるくらいなのに、

この世界には、9人しか人がいない。

パラレルワールド。


ただ、東京にはたくさん人がいるけど、
それぞれが属しているのは小さな世界なのかもね。

オフィスにいる十数人だけが存在する世界、とか。

両親と子供しかいない3人の世界、とか。

一人暮らしの老人しかいない1人の世界、とか。

無数の小さな世界がたくさんたくさん集まって
東京っていう異世界が形作られているのかな。

そうだとしたら、みーんな孤独なのかもなー。

この町はたくさんの人の、
たくさんの寂しさのカタマリでできているのかもね。


そんなことより、周りが外国人観光客ばっかになってきた。
世界は狭い。
イッツアスモールワールド。

この辺で日が少し陰ってきた。

そして、やたらと風が強いのが気になってきた。
疲れてくる時間帯、強い向かい風は苦しい。

ゆるやかーなのぼり、くだりがダラダラ繰り返されるコースにも
辟易してきた。

明らかに失速しだしてるなー…

【6周目】

向かい風に耐えきって、ラップ刻んで、
折り返したのに向かい風。

キレた。

  「なんで折り返したのに向かい風なんだよ!!
   行きが向かい風なら、帰りは追い風じゃねーのかよ!
   ムカつくなーーーー!」

言葉にしてキレた。
風にキレでもしないとやってられない。

キレたついでに、
ヒヤロンにパンチ。パンチ。パンチ。
つめた〜い。

レース中盤から終盤に入るあたり。
ここが試練の時。
これから、今年上半期で最も長い1時間が始まる、のかなぁ…

なんとなくダースを4個食う。



日は照ったり陰ったり。
と思えば強風。
なだらかな下り、なだらかな長いのぼり。
そして向かい風。

道幅がやたら広くて、世界の全部がのぼり坂に見える。

ぜんぜんのぼれなくなった。

くるしいなぁ。



6周目後半で、全く足が動かなくなってきた。
全然走れてない。ただ、歩いてないだけ。

でも、せっかくここまで来たから
ゴールまでは行きたいな。
…ってことだけ考えていた。


昼前、人々の流れ。
外国人観光客がカメラ構えてはしゃいでいる。

そんな中、ゼッケンつけて走ってる不思議な日本人。
じろじろ見られてる錯覚。

「見てんじゃねーぞ。」

言葉にしてキレた。


【7周目】

のちにタイムを見てペースを計算したところ、
5周目はキロ6分20秒、
6周目はキロ6分50秒、と出た。

つまり、スタートから3時間でガッツリ失速したってこと。

まぁ、そりゃそうだ。
練習で3時間走までしかしてないんだから、
本番で能力がそれ以上になるわけがない。


足とケツは痛いけど、死ぬほどに痛いわけでもない。
それなのに、走り方を忘れてしまったかのように足が前に出ない。

なぜだ?

きっと、脳が警告を発してるんだ。

「これ以上動かしたら壊れるぞ」
「何をしている。やめろ!動くな!」

って、体に命令してるんだ。

筋肉、心肺は「んーまだ余力あるんだけどな…」って感じてても、
脳の命令は絶対。
逆らえないのだ。

これ以上長く走る為には、脳を騙さなければならない。
催眠にかけるかのように。

練習で長い時間走ってみせて、
「ね?4時間走ったって壊れないでしょ?」
って脳に教えてあげないと。

自己洗脳。
そのためのLSD。
脳を壊すクスリ……ではない。


でも、ほとんど止まりそうなくらいのペースなのに
「止まりたい」とは思わなかった。

これは、不思議だった。
3年前だったら速攻で止まってたのに。
少なくとも、走る練習をしただけの効果は出てるのかな。

たださぁ。
こんな、周りで歩いてる人にも追いつけないようなペースで
「走ってるつもり」でゴールして、
これを「完走」だなんて言えんのか?

言えねーよなぁ。

ただ、止まってないだけ。
でも、体は動かない。
情けない。

泣きそうになってきた。

そうだよなぁ。フルって、泣きたいくらい辛い競技だったよなぁ。
思いっきり泣いたこともあったなぁ

それでも、数少ないスタッフさんが
「ナイスラン!」と声を掛けてくれて
素直に嬉しかった。

泣きたいときは励まして欲しいもんだ。
嘘でもいいから。



7周目の終わり頃。
微妙にトイレ行きたくなってきた。
腹も減ってきた。

さっさとゴールして、
トイレ行ってメシ食って、酒呑んで屁こいて新潟帰ろ。


…って思ったら、また少し走り出せるようになった。
足の痛みも、ケツの痛みも変わってないけど、
体が動かし方を思い出したようだった。

マラソンは、メンタルのスポーツ。

応援も他の参加者もいない大会は、
やっぱり寂しくてつらい。

(でも、平日じゃなぁ…)

7周目のラップを刻む。
「ラストです」と言われ、
水が残ってたボトルを荷物置き場に放り投げる。

あと30分、もう給水は要らない。

前の人が歩いていて、今日初めて抜いた。


【8周目】

8周目突入時で、タイムは3時間48分。
まだ4時間経ってなかった。

サブ4はもうできないけど、
まだ4時間経ってないのかー、と変な気持ちになった。

いいや。今日を、4時間走の初練習としよう
ここから始まるんだよ。挑戦が。また。


腹減ってガマンできないので、
ダースを4個食った。くちゃくちゃ食った。
(全部食ったつもりだったが1個残ってた)

無理やり足を動かして、ゴールまで進む。
8周目はキロ7分10秒くらいのペースだったらしい。

そして、スタッフの方が3、4人いるゴールで
こじんまりとゴール。

記録証.jpg

タイム:4:23:56
順位:9人中4位

平凡だなぁ…


【レース後】

その後は速攻で着替えて、

銀座で500円ランチをたまたま見つけて(「わらじ家」さん)、
さば味噌煮定食。ついでにビール。

そのあと金春湯っていう銭湯に浸かり、
富士そばでもう1回ビール。
東京駅前の売店で缶の焼酎水割り。

と、非常に素早くベロリンチョして
バスで帰って来た。

また来る。



【総括】

3年前(途中棄権)と比べると、フルを止まらないだけの足は(一応)できた。

6年前(5:18:12)と比べると、ヘロヘロでもサブ4.5は出せた。

次は、9年前のサブ4を超える。

本当は、そこからがスタートなんだろうなぁと思う。

自分的には、サブ4を達成してマラソン初心者終了って思っているので、
ずーっと初心者のままで終わりたくない。

ただ、平日しかイベントに参加できない現状ではなぁ…


公園には、3月23日(土)に「RUNFES」ってイベントがあるよ!
って看板が立ってた。
きっと、走る人が公園にいっぱい集まるんだろうなぁ。

走る人は、土日に集まるのだ。
社会はそういう風にできているのだ。

俺の人生でやりたいことは何だ?

真剣に考えて、行動しないと。
時間は有限なんだから。

--------------

サブ4を達成した9年前と、今回の環境や条件を比較してみる。

なぜ、あのときは大きな失速をせずに走りきれたか?

・生活環境。
  仕事量が圧倒的に少なく、トレーニングや休息の時間を大いに使えた。

・年齢。
  9年前は30歳だった。
  当然、加齢によって当時より代謝能力は落ちている。
  30を超えたら落ちる一方。

・コース。
  サブ4した時のコースは
  大きなアップダウンがない、難易度の低いコースだった。

・沿道の応援の量。
  新潟シティマラソンのブランド力。
  あと新大の中とか、万代橋とか、
  (当時は)珍しいところを走れるっていう高揚感もあった。

…と、
ここまでの好条件が何個も揃って、
ようやくサブ4に達するレベルなんだ。俺は。

まずはそれをきちんと自覚すること。

一方で、練習の量・質は
9年前とそれほど変わっていないのでは?と思う。

LSDを積み上げる期間が今回足りなかったが、
ハーフ走ってコンディション上げて、
さらに練習を継続したことで、、
ギリギリ止まらずにゴールまで行ける足はできていた。

だから、その先に行かなくては。
行かねばならぬなぁ。


年齢から考えて、タイムを追求して走るのは
あと5年くらいがリミットかなぁって想像する。

気持ちをいくら整えようと、
できないものはできなくなってくるんだから。

だから、今しかできないことを
やらねばならぬなぁ。

行動しないと。
ぬるい現状に甘えてないでさ。


いくつになっても夢見がちでいい。
幸せになるやり方を、俺はもう多分知ってるんだから。

幸せを掴もうぜ。

posted by エス佐藤 at 06:53| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする